読書のすゝめ(ビブリオトーク3)~簡単にできる3つの速読術~

こんにちは。(もn)²です。

 ビブリオトーク前回は読書を習慣づける方法を書きましたね。

(参考:https://edumaps.hatenablog.com/entry/2020/06/13/131446

 というわけで今回は読む冊数を増やす方法、すなわち速読術を書いていきます。

 しかも特別な技術を必要としない、タイトル通り「簡単にできる」ものばかりを集めました。これらはすべて小説以外の、実用書やハウツー本、論説文などで有効な方法です。ぜひご参考にしていただければと思います(^^)。

 

 速読術その1 ~例えや比喩表現を飛ばして読む~

 学校の入試などでもよく使える速読術です。例え話や比喩表現はその直前の話を補足する場合がほとんどです。そのため、直前に書かれている分の文意がおおむね理解できていれば例え話などは飛ばして読んでも差し支えありません。

 逆に言えば、その本の内容が分からなくなったときは例え話や比喩表現を中心に読みます。そうすればその本の要点が分かりやすく表現されていますからより手早く本の内容を理解できるようになります。

 

 速読術その2 ~タイトルや目次から内容を予測しておく~

 これは前々回の本の選び方でも紹介しましたね。タイトルや目次から内容を予測しておく方法に慣れてくるとその本の大意を素早く読み取ることができます。なぜならタイトルや目次はその本の大事な部分を凝縮した一文だからです。そしてそれらから内容を予測しておけば問題に対して回答が得られたような状況になるため、文章の理解が早まります。その結果、一冊にかける時間が短くなる、という手法ですね。

 

 速読術その3 ~単語だけ読む~

 これはかなり究極な速読術です(笑)。時間がない中で少しでもインプットしたい人向けですね。その本の単語だけを読んでいく方法です。この読み方の利点は圧倒的に読む時間が早まることです。この読み方のポイントはその本の中でよく出てくる単語を探しながら読むことです。なぜならその単語はそれすなわちその本の要点だからです。

 ただしこの読み方だとその本の文意はくみ取ることが難しいです。単語だけを拾っていくため、例え話やその本の要点とは関係のない単語も含まれていきます。結局のところこの本では何が言いたかったのかということが分かりにくくなりがちです。そのためこの読み方をした本は、時間のある時にでも精読する必要があります。

 あとがきにかえて

 とはいうものの、速読術を磨く方法で最も確実なのは、

「読む冊数を増やして自分の読書の腕を磨いていくこと」です(笑)。

 「腕を磨く」とは要点を抜き出したり、自分なりに要約したり、要するに

「この本はどんな内容でどんな主張がなされており、それに対して自分はどう考えるのか、どう行動につなげるのかということをアウトプットしていく」ことだと私は思っています。

 急がば回れとはよく言ったもので、最大の速読術は「本をたくさん読むこと」......。

本をたくさん読めばそれはつまり百戦錬磨の戦士であるということになりますから、当然本を早く読むことができます(笑)。

 読書とは奥の深い、そして飽くなき探求を要する趣味の一つだなあと痛感しますね。

 また良い速読術を見つけ次第、続報として書いていきます。

 それからいつものごとく、皆さんからのご意見や別な速読術も随時募集しております!コメント欄や各SNS、ご対面したときなど、いつでもお待ちしております(^^)。