ご報告。
こんにちは。お久しぶりです、(もn )²です。
「ご報告」などという大層なタイトルをつけましたが内容は至ってシンプルです。笑
ズルズルと先延ばしにする話でもなければ、ひた隠しにして生きるような話でもないのでサクッと書きますね(嘘です、めちゃくちゃ緊張しています。笑)
私、(もn )²はこの度、HSPであること、ADHDの傾向があることが判明いたしました。
まずは経緯の説明からです。
私は子どもの頃から授業で見せられるビデオやテレビドラマ、映画の登場人物の感情が移ることが多かったです。また世相に応じて明るいニュースが多い年や暗いニュースが多い年がありますが、私はそのようなニュースの話題(特に実際に経験した方がお話しているニュース)にも感情が揺さぶられて体調に如実に現れていました。そして高校生の頃に精神的に辛い時期があってから、とある心療内科にかかるようになりました。それ以降も体調が悪くなってくるたびに相談しに行っていました。
また私はケアレスミスや衝動買いを繰り返したり、空想に夢中になって話を聞きそびれたり、逆に衣食住をなおざりにしてしまうほど何かに集中したりすることも子どもの頃から多かったです。そのため、特にアルバイトをするようになってから困ったり、上手にできなかったりする部分が目立つようになりました。そのような場合も同じ心療内科で相談に乗ってもらっていました。
そのため昨今の新型コロナ関連ニュースが続くにつれて体調が悪くなり、この4月中旬にその心療内科を受診しました。
その結果が今回のご報告です。医師からは
「(もn )²さんには言っておくね。今まで色々と困ったり辛かったりしただろうけど、それは(もn )²さんの努力不足のせいではないです。(中略)多分、聞いたことあるかもしれないけれど、(もn )²さんの脳は軽いADHDの傾向があって、HSPという個性があります。」と告げられました。
以下はその医師とのやり取りの中で分かった私の特性です。とは言え、そんな大袈裟なものではなく、私の良いところ、困ってしまうところくらいに捉えていただければ幸いです。笑
(※このブログはあくまで一個人の個性の話であるため、全てのADHD・HSPに当てはまるといったテストのようなものではありません。ADHD・HSPと一口で言っても、人それぞれ性格や見た目が違うように様々な特性があります。詳細が気になる人はまた別なメディアで調べてください。笑)
・私の良いところ
- 感受性豊か
- 好奇心旺盛
- 粘り強い
- 空想力が強い
- 特に音や匂いに敏感である
- 文章の行間を読むことが得意(文章の言語の種類は問わない)
- 物事を何度も確認するので細かいところに気づくことができる
- アイデアがたくさん浮かびやすい
- ちょっとした変化にも気づく
- 頭の中で勝手に連想ゲームが始まる
⇒発想の転換や、物事を関連付けて考えることが得意
- 人の気持ちに共感するのが得意
⇒誰かの気持ちに真摯に向き合うことができる
- 行動が速い、かつ、物事を深く考えられる
⇒先を見通した行動を素早くできる
- 色々な物事にチャレンジするだけでなく、一定の期間に強いこだわりと深い関心を寄せる
⇒博識になる可能性を秘めている
・私の困ってしまう時
- 完璧主義になりがち
- 衝動買いが多い
- 時間の見込みが甘い
- 大きな音や食べ物・化粧品の強い匂いが苦手
- 考え事→夜眠れない→寝坊のループをしがち
- 特に感情が昂ったときに喋りすぎる
- 他の人の発言に聞き入ったり、自分の発言に慎重になったりするため、発言するタイミングが分からなかったり、逃したりする
- 打ち間違いや計算間違いのような小さなケアレスミスがよくある
- 空想や考え事に夢中で話を聞きそびれたり、挨拶に気づかなかったりすることがある
- 時間を忘れるほど没頭してしまうので、生活リズムが崩れたり、かなり近くで呼ばれないと気がつかない
- 映画やドラマ・アニメを最後まで観続けることが苦手
⇒登場人物の感情に揺さぶられて辛くなったり、音楽や俳優に気を取られて内容が分からなくなったりするため
- 頭の中で勝手に連想ゲームが始まる
⇒突然思い出し笑いをしたり、感情の切り替えが遅くなったり、話の展開についていけなくなったりする
- 人混み、特に立食パーティーのような同じ場所で複数の会話がされているところにおいて、色々な会話に注意が向いてしまう
⇒自分と一緒に会話している相手の声が聞き取りづらい
- 変化や刺激に無意識にストレスを感じている一方で、変化や刺激が欲しくて沢山の予定を詰めすぎる
⇒休息が少ないことが原因で体調を崩しやすい
- 他人の感情が自分の心に響く頻度・度合いが多い・大きく、気疲れしやすい
⇒感情の振れ幅が大きく、自分でもコントロールできないことがある
- 上記のような様々な失敗をしたときに深く落ち込んだり、後悔したり、考え込んだりして自分を強く責めてしまう
・困り事への対処法
- 「とりあえず」を心がける
- 言いたいことの前に一呼吸だけおく。そしてどんな場合でもひとまず発言する
- 買いたくなったものはその翌日に改めてサイトetcを見てから決める
- 考え事や自分の趣味に集中する時間を決めてタイマーをセットする
- 考えや感情が悪い意味で高ぶってきた場合には違うことをしたり、空想したりする
- 頭の中の空想や連想ゲームを止めるスイッチを用意する(私の場合は手拍子か、頬を軽く叩く)
- 予定や計画、方法を何通りか考えておき、変更や融通が効くように設定する
- 予め用意していた計画などが上手くいかなかったときは次の一手を考えて実行ことに集中する
- 1日に3回、食事の後に予定を確認する「自分ミーティング」の時間をつくる
- 予定は1日に使える時間から逆算して立てていき、週ごとに休息日を必ず決める
こんな感じです。またしても長くなりました。笑
今回このように診断を受けたとは言え、これまでの私と何ら変わりませんし、これからも別人のように激変することはないと思います。笑
ただ1人の個性ある(クセの強い笑)生き物として少しずつ成長・変化しながら、息をして色んなことを感じて学んで、1日1日老いてそして消えていく……そんなよくある人間の一生をこれからも歩んでいくだけです。笑
診断を受けてひとつだけ変わったことと言えば、私の中で渦巻いていた色んな「生きづらさ」が少し軽くなったことですかね。それが誰かのためになったらめちゃくちゃラッキーですし、誰のためにならなくてもただ1人の「私」のためになったので、まあ、ラッキーですよ。笑
どちらにせよ、自分を知るきっかけが見つかってラッキーだったということで。笑
今回はこの辺りで失礼いたします。最後までお読みいただきありがとうございました!
次回はそうだな……読書トークにしようかな。笑